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『根底にあるものは変わっていない』
自分は、聖者が〜のレビューでクソミソに書いた。それにはちゃんと理由がある。キャッチーな音を使うことで売り上げを伸ばそうと考えていたことが嫌だったのである。売れることが嫌だったわけじゃない。純粋にリトルのラップが(キャッチーな音を使わなくとも)聴衆にウケると思ったからである。
そして、このアルバムの戦略もあまり好きではない。個人の意見としてシングルは言わば(ポップシーンにおいて)、「アルバムのために撒く餌」と捉えている。それが2・3曲目に入っていること自体、政治的なものがはたらいているとしか思えないだろう。しかし、全体を通してなかなか良いバランスに仕上がっていると思う。地元愛を忘れない仁義や姫の客演は、リトルらしさを物語る。そして、最も響いた曲は「RAPが好き」だ。内容より、リトルが“本当にラップが好きなんだな”と思わせるラップを聴かせてくれる。
彼はいまだ「マイクを握り相変わらずだ」
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