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『倉ヨエは絶滅危惧種』
これを最初に聞いたときは、脳天から股間まで真剣でもって
一刀両断にされた感じ。あるいは一切変化球なしの
4曲直球勝負に、3ストライク+デッドボールで、
「ぐゎっ! や・ら・れ・たぁー」という感じ。
大音量で聞くほど不思議な爽快感に苦悩できます。
キワモノではなく自分をさらけだして、これだけの
楽曲作品をつくることのできるアーティストは今の
日本にはほとんど絶無と言って良い。
やはり倉ヨエは絶滅危惧種です。
前作『婦人用』で果てしなく落ち込んだブラックホールから
『人間辞めても』と『モダンガール』で宇宙の裏側に
飛び出してきたという勢いです。『東京ドドンパ娘』の
PVの花火が象徴的です。(『人間辞めても』のPVも圧巻)
『沈める街』では「街よ沈むが良い」と珍しく攻撃的ですが、
このCDから全般的に社会性を感じる曲が増えてきます。
この間、彼女を「初期化(『シャバダ☆天国』)」し、
成長させる何かがあったのかもしれません。
私の大好きな一枚です。
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